2004年02月27日

『QED 龍馬暗殺』 高田 崇史 著/講談社ノベルス

あはははは!さすっが高田氏!

嵐の山荘くるか!しかも、相変らず現実の殺人どうでもいいね?
今回のネタは「新選組!」のおかげでタイムリーだったわ。

でも、無理に現存しない手紙は出さなくてイイカンジ。
あと、物部。私に付きまとわないでください。

ま、「QED」は普通に歴史ものとして面白い。
例えウソっぱちでも。
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2004年02月13日

『聖徳太子その真実の正体 太子の顔』 小林 惠子 著/ワニ文庫

1993年出版。

のわりに、今の新説と言われることも書いてある。
古臭い感じは全然しない本。
つまり、私騙されてる?!

ええと、面白いです。
こういう歴史ドキュメンタリーものは大好きです。

太子と物部をくっつけて考えるのが好きな私としては、その説も載ってるので
楽しく読めました。だれることがなかったのが不思議なくらい。

太子はいなかったのか?とか…。

でも、普通に自然に「日出処の天子」で相手が怒った理由とかが
古臭いとこがさすがに1993年。

奈良、行きたいですね。
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2004年02月12日

『絶叫城殺人事件』 有栖川 有栖 著/新潮文庫

感想書きたくないな。
まあ、書いとくか。

■黒鳥亭殺人事件
 都合よく出てくる火村・アリスの友人。
 感覚的には「黒猫館」ぽい。
 ま、嫌いじゃない。

■壺中庵殺人事件
 これって以前一度読んでて、んなあほうな。
 と感想抱いたんだけど、また同じ感想を抱いた(笑)

■月宮殿殺人事件
 今回の大当たり。せつない。
 ぜひ、他の人にも読んでほしい。

■雪華楼殺人事件
 うーん・・・とりあえず雪の結晶は六角形かいね。
 あと、めずらしくアリスがあとがきで言い訳をしている。
 読後感?ま、いっか。…としか言いようがない。

■紅雨荘殺人事件
 今まで読んだアリス作品の中でも一番おもろくないやん。
 いらんわ。きついけど、本音。

■絶叫城殺人事件
 実在の事件満載。
 どうした、アリス?
 「ナイト・ストーカー」と「サカキバラ」と「M君」に影響受けて
 言いたいことを書いたのかね?
 この火村はちょっと好き。
 でもFBIに喧嘩売ってもいいことないよ?
 火村が、若干ベントン・ウェズリー(by、ケイ・スカーペッタシリーズ)ぽい。
 あ、だからいいのか。
 私はマリーノファンです。(アリスの感想じゃないつーの(笑))
 
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『密室ロジック』 氷川 透 著/講談社ノベルス

amazon

なんか作風変わった?

シリーズ物で、最新作。
もう、これはいいや。といつも思うのに、新作が出ると手が伸びている不思議な人。

今回の話は…。
ちょーーーーご都合主義!

もう、いいや。
でも、次もきっと買う(笑)
 
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2004年01月06日

『私の骨』 高橋 克彦 著/角川ホラー文庫

高橋克彦のホラー短編集。
収録作は以下のとおり。

●私の骨
●ゆきどまり
●醜骨宿
●髪の森
●ささやき
●おそれ
●奇縁

えーと…すべてが丁度いい。
怖くもなく怖くなくもなく。

表題が一番好きかな。
現実に潜んでる怖さ。
そんな感じ。
 
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2003年12月03日

『舞鶴の雪殺人事件』 吉村 達也 著/トクマ・ノベルス

最初表紙をめくったときの印象。
…文字、でか!

吉村達也ってこんなに文字でかかったけな。
で、中身。
「主役が死んだ。代役も死んだ!呪われた映画は第三の犠牲者を出すのか?」
と、帯にはあります。

まあ、舞鶴だし、平田均だし、読むしかないだろうってことで。

最近の吉村達也作品の常として舞鶴の写真がいっぱい掲載されてて嬉しいのですが、
東舞鶴駅と西舞鶴駅を間違えるのはどうかと…。
で、舞鶴は地味だ地味だ地味だ地味だ。
と連発です。しかもあんまりフォローもありません(笑)

その土地はね、行ってみて初めてわかる良さのある場所なんだ、地味でいいんだ。
いや、地味だからこそ良いんだ。
と、舞鶴びいきの私は少々すっきりしないものを感じつつ読み進む。

あっさり言い切ってしまうと、トリックは簡単。すぐわかる。
それに纏わる人間関係も結構浅い。
けど、犯人から動機に纏わる部分がわかりません。
まあこれは神の視点を持ってないとわかんないだろ。
そこはいいのだけど、作品中、私に一番響いたのは戦争と戦後について
延々自説が述べられている部分。
そこが読めただけでも十分だ。と思った次第です。

ところで、この作品は単品では成立しません。
なので、朝比奈耕作シリーズを一編も読んだことのない方には絶対にお奨めできません。
これだけ読んでも全然面白くないだろうと思う。
というか、面白くない。

途中までは、今回平田均が出てくる意味ってなんだろう?
とずっとスッキリしなかったんだけど、最後まで読んで「ああ、なるほどね。」
と…納得…一応出来たと書いておこう(笑)

文字がでかかったおかげで久しぶりに2時間で読破できた本になりました。
その代わりの代償として…舞鶴…行きたい…。
 
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『白い兎が逃げる』 有栖川 有栖 著/カッパ・ノベルス

なんか最近有栖川有栖ばっかり読んでるような…。

表題「白い兎が逃げる」の他に収録作、「不在の証明」「地下室の処刑」
「比類なき神々しいような瞬間」の4編からなる作家アリスシリーズ。

とりあえず最初から。感想。

◆「不在の証明」
  つまらん。
  作者自ら博打のような作品と書いてるので冒険だったのでしょう。
  なので、私も正直につまらんと言おう(笑)

◆「地下室の処刑」
  なんだか作家アリスシリーズにいきなり変な要素が加わわったな。
  と、「異形の客」を読んだときに思ったのだけど、まさかまた再会するとは。
  テロリスト集団シャングリラ十字軍に。
  まさしくなんだそりゃ(笑)
  なんだけど、話のほうはよく出来てる。
  処刑前に毒殺された被害者。
  動機を持つものは一人もいない。
  じゃあ、一体なんで殺されたの?
  と、簡単に書くとこういう話。
  上手い具合にきっちりと着地できました!
  という読後感です。素直に面白かった。
  あと、森下刑事かっこいいじゃないかー。

◆「比類なき神々しいような瞬間」
  ダイイングメッセージというものは、
  誰にも考えつかないメッセージを残す場合もあるんだよ。
  ってさ。ただ、それだけ。

◆「白い兎が逃げる」
  これこそ、トリックも犯人もすぐにわかる。
  そして究極のご都合主義!
  でも面白かったよ。そういう事もあるのかもね。
  それにしても、いらないエピソード満載なのはなんだろう…。
  私がいらないって思ってるだけで実は必要なのかな。
  だとしたらそっちの方が面白いミステリーだよ。

ところで、この4編の隠しテーマはひょっとして惨めな人間。
でしょうか?
 
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『マリー・ベル事件』&『魂の叫び』 ジッタ・セレニイ 著

…なんだろう、この本。
主旨はまあ理解できなくもないし、納得できないこともないけど、
でも書いてあることにはまったく共感できない。

細かく言えば、最初は共感できる。
でも読み進んでいくうちにそんな気は粉々に砕けていく。

少し説明しておくと、この2冊は約30年前に起こった殺人事件の犯人と
その周りへの取材等を含むドキュメントです。

事件のあらましは↓が詳しいけど、こういうの好きじゃない人
(好きな人もいないと思うが。)は飛ばないほうがいいです。

ttp://pine.zero.ad.jp/~zac81405/mary_bell.htm
ttp://www5b.biglobe.ne.jp/~madison/murder/text/bell.html

著者が訴えたかったのは、当時11歳で有罪になったメアリーに対する風評
「悪魔の申し子」や「生まれながらのサイコパス」で片付けられる問題じゃなくて、
もっと複雑な問題が絡んでいるということ。

幼児虐待によって、第2、第3のメアリーになりうる子供たちがこの世にはたくさんいる。
この事件を掘り下げることによって、そのような子供たちを助ける一端になればいい…。

と、そういう主旨です。
まあ、気持ちはわかる。

作中、作者は何度も何度も、この本の主義はメアリーを擁護することではない。
と、しつこいくらいに主張している。

だけど、何度そう主張して前述の主義を声高に叫んでみてもこの二冊はただ単に
殺人者であるメアリー・ベルを擁護するだけのものになっていると、私は感じる。

どう読んでも、メアリーはこれだけひどい環境で育ったのよ。
これだけ可哀想な少女だったのよ、人を殺したのは仕方ないとは言わないけれど、
でも、メアリーも可哀想なのよ。
一緒に起訴されたノーマは愛情たっぷりの恵まれた家庭に育ってたので無罪になったけど、
メアリーは可哀想だったから有罪になったんですよ。
刑務所ではこんなひどい扱いを受けてたんですよ。
(少年院に比べて自由と教育がないとか主張されてもねぇ・・・。)
メアリーはサイコパスなんかじゃなくて、環境が悪かったんですよ。

と、そう書いてあるようにしか読めないんだよ。
やりたかった事はわかるけど、やっぱり私は言いたい。
失敗してるよ、セレニーさん。
 
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2003年12月02日

『暗い宿』 有栖川 有栖 著/角川文庫

やられたー。
「暗い宿」の中の一編「ホテル・ラフレシア」にやれらました。

有栖川作品、しかも火村シリーズ、しかも短編にやられるとは!
前半はいつものように”あ〜あ”とか”おいおい”とか
苦笑いしつつ読んでいたのですが、なんか…ラストでガツンときた。

ああいうふうに心底救いがいのない話を書かせると天下一品だよな、
有栖川有栖って人は。

私はどちらかというと、勧善懲悪な物語が好きだし、
推理小説でも結末のスッキリしているものが好きなのですが
その嗜好がこの人の作品だけは当てはまらないらしい…。

あの、私は大好きだけど、救い様のない小説の代名詞のような浦賀作品ですら、
スッキリしない結末には賛同できないのに。
なんだろう、「幻想運河」といい「ホテル・ラフレシア」といい。
どこまでも救いはないですが、この結末しかあり得ないよな。
という気にさせられてしまいます。

この、たまーに出る当たりがあるから有栖川作品はやめられない(笑)
 
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2003年10月30日

『症例A』 多島 斗志之 著/角川文庫

「なんだ、ただの序章じゃん。」
というのが最初の感想。

エピソードつめすぎかな。
ひとつ、ひとつはすごく面白いし興味深い。
矛盾も破綻もみえない。
それだけに、序章で終ってしまったのが残念。
続編出しほしい。

DIDを扱ったキワモノ小説になるまい、なるまいとするあまり
逆にキワモノ感が深まっているような気もする…。
 
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『透明人間―UBIQUITY』 浦賀 和宏 著/講談社ノベルス

やっぱり浦賀和宏はいい。

今回は、(主要人物)誰も死ななくてよかった。
というか、出てきてないです、主要人物が。

落ちはもう…なんでも有りだな、安藤シリーズ。
でもいいや。面白いから。

理美ちゃんに過去の安藤直樹を知らせなかったのは残念だったけど、
ひょっとして次回以降とかかもしれない。

どこまで続くのかわからないシリーズですが、
とりあえず安藤くんが壊れてないとホッとしますね(笑)
 
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