amazon電波ミステリ(笑)
この人の作品は有名な「猫丸先輩シリーズ」というものがあるのだけど、未読。
どうにも食指が伸びない。
その変わり、といっちゃあなんですが、単発のほうは好みです。
前回の『星降り山荘の殺人』も、もうオーソドックスな山荘もので実に良かった。
今回の作品は、主人公に事件がまったく絡んでこない。
ものたりなさを感じる人もいるかもしれないけど、すごく現実的。
解説の方が<伏線作家>と呼びたい。
と書いているように、伏線がすごく張り巡らされていて、結末では、
どちらかといえば私の嫌いな手法を使っているにも関わらず「そんなのアリかよ!!!」
と微塵も思わなかった。
それどころか「そんなのアリかよ〜。」という感想を抱いてしまったくらい。
って、文字にすれば同じだけど、気持ち的にはそれこそ
マグマから大気圏突破くらいの隔たりがそこにはあるのです。
で、今回初めて知ったのだけれど以前(1993年)に若竹七海が実際に体験した
不思議な話を提示してその謎を解いたミステリを書いて送ってきてください。
プロアマは問いません。
という、なんとも面白い趣向を凝らしたイベントがあった。
それが一冊の本になってて、当時からもうミステリ好きだった私は
もちろんその本も持ってるのですが、そのコンテストで若竹賞を取った
「佐々木淳」という人がなんと、倉知淳なのだとういう。
10年前に読んで”面白いな〜。”
と思わされた作者に、10年後そうとは知らずまたまた”面白いな〜。”
と思わせられていたとは。
それこそミステリ。
posted by 昌。 at 00:00| 福岡

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読書の日々。
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